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December 5, 2017

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仕事での悩みを解決するのに非常に有効な一つの考え方

仕事をしていると様々な悩みを抱くことがあります。頑張ろうとすればするほどストレスを感じ、時には自分がみじめに思えてくることもあるかもしれません。

 

そんな状況を変えうる一つの考え方があります。

 

その考え方は、アメリカの著名な心理学者のアルバートエリスの開発した「論理療法」の根幹となっている考え方です。

 

本日は、その考え方を紹介していきます。それを知ることであなたの仕事での悩みを見つめ直す機会になったらなぁと思っています。

 

 

 

 

どうして悩みが生まれるのか

 

 

まず「悩み」がどうして生まれるのかについて考えていきましょう。「論理療法」では、悩みは「願望」から生まれてくると考えます。

 

例えば、「あなたが周りの人から評価されたい」という願望を抱いているとしましょう。そしてあなたが納得できるような評価を得られていないと感じているとします。

 

こんな状態だと「するとこんなに頑張っているのにどうして認めてもらえないのだろう」みたいな悩みが出てくることもあるでしょう。

 

このように、あなたの願望とあなたの置かれている現実との間にギャップがある場合に、それがもとで悩みが生まれてくるのです。

 

 

 

健全な「悩み」と不健全な「悩み」

 

 

 

「悩み」は必ずしも悪いわけではありません。健全な「悩み」と不健全な「悩み」があります。さて、先ほどの「悩み」でこれを考えてみましょう。

 

「あなたが周りの人から評価されたい」という願望を抱いていて、「周りに十分に評価されていない」と感じている二人の人がいるとします。AさんとBさんの二人です。

 

Aさんは、「周りはもっと私を評価してほしい。どうしたらもっと評価してもらえるかなぁ」

 

Bさんは、「周りはもっと私を評価すべきだ。このような状態はもう耐えられない。」

 

お分かりですね、Aさんは健全な悩みを持っていて、Bさんは不健全な悩みを持っています。そして、不健全な悩みを持っているBさんは、それにより精神的な苦痛を感じたりみじめな気分になったりするかもしれません。

 

このような不健全な悩みは改善できると、きっとあなたは元気になり、仕事で感じるストレスも軽減できるでしょう。

 

 

 

「悩み」は出来事から生まれるのではない

 

 

何か出来事があって、それが原因で結果として「悩み」が生まれてくると考える方が多いでしょう。しかし、論理療法ではそのように考えません。

 

先ほどのAさんとBさんの例を思い出してください。同じような状況にあっても、それに対してどのような想いを抱くかは人によってそれぞれなのがわかります。つまり出来事が悩みの一因とはなるかもしれませんが、決して原因の中心とはならないのです。

 

このことは、論理療法が初めて行っていることではありません。2500年以上も前からギリシャやローマの哲学者(ストア学派)が言っていることでもあります。

 

じゃあ、何が「悩み」の直接的な原因になるのかというと、その人が持っている「信念」です。「信念」とは、その人の認知、信条、ものの見方、価値観、考え方、人生哲学みたいなものの総称として使用しています。

 

同じ出来事を経験しても、その人の持っている信念いかんによってどのように感じるかは違います。それこそが、論理療法において「悩み」を解決するキーになります。

 

 

 

 

仕事での「悩み」を解決するのに非常に有効な考え方とは

 

 

それではこの記事の表題にあたる「悩み」を解決するのに有効な考え方を考えていきましょう。「悩み」は出来事によって生まれるのではなく、その人の持つ「信念」によって「悩み」が生まれるのだと言ってきました。

 

つまり、「悩み」を解決するために「信念」を修正すれば良いということになります。これがこの記事の主題です。

 

多くの人は仕事で「悩み」を抱えていると、その「悩み」の原因に感じられる起こっている出来事をなんとかしようとします。

 

しかし、他者は往々にしてあなたの思い通りには動いてくれません。そして、結果としてみじめな気分になったり、投げやりになってしまったりすることもあるでしょう。

 

そこで、外の世界に目を向けるのはなく、あなたの内面に目を向けてください。そして、自分自身に問いかけてください。「誰しもがこのことをこんなに悩むことはないだろう。なのに、どうして自分はこんなに悩んでいるのだろうか?自分のどんな信念がこの悩みを生んでいるんだろうか?」と。

 

 

 

仕事におけるMUSTがあなたを苦しめる

 

 

ある営業職の人がいました。クライアントとの約束の時間に遅れそうになると、ひどく気分が悪くなり、イライラしてしまうところがありました。たった5分でも時間に遅れるとひどく自分を責めたそうです。

 

だからその人は、常に余裕を持って行動したいと思っていました。しかし、先輩や上司に営業同行してもらうことがあったときに、先輩や上司に合わせて行動していると、時間ギリギリになってしまいそれに強いストレスを感じることがあったようです。

 

さてこの人は、どんな信念を持っていたと思いますか?

 

「営業たるものクライアントに対してマイナスになるようなことはしてはならない。時間に遅れないという最も簡単なことも守れずにクライアントに迷惑をかけるなんて決してあってはいけないことだ。だから私は、絶対に時間に遅れてはならない。」

 

この信念を見てどう思いますか?「クライアントにマイナスになることはしないようにする」や、「時間に遅れてはならない」だけだと問題はないでしょう。これが、「絶対にしなくてはいけない」みたいな強い表現になると必要以上に自分に精神的な負荷をかけることになります。

 

つまり、このような「私は・・・しなくてはいけない」や「私は・・・すべきだ」といった表現が不適切な信念となってあなたの「悩み」を重くしていくのです。

 

 

 

不適切な信念の原因を探る

 

 

さて先ほどの事例ですが、どうしてそのような強い信念を持っていたのでしょうか。それは、成功体験からでした。

 

最初は営業としてうまくいってなかったようでした。しかし、少しづつクライアントに対してプラスを積み重ねるうちにクライアントとの関係性が好転していき、営業成績も上がっていったようです。

 

その成功体験から、「マイナスになることはしてはいけない」、「特に簡単な時間を守るということは絶対に守らないといけない」という風に思い込んでいったようです。

 

このように、どうしてそのような不適切な信念を持っているかがわかると、必要以上に悩まなくていいことじゃないかという風に自分で思えることもあるでしょう。

 

 

 

「悩み」を軽くするために

 

 

仕事で直面した出来事に対して、強い不安や焦り、あるいは苛立ちなどを感じることがあるでしょう。そんなときに、ふと冷静に「どうして自分はこんな感情を持つのだろうか、どのような信念があるからなのだろうか」と問いかけてみてください。

 

そして、その信念が合理的かどうかについて考えてみてください。

 

不適切な信念を修正することは、決して簡単ではありません。しかし自分の「悩み」の原因となっている信念を知り、その信念のもととなっていることについて見つめる機会を持つことで、徐々にあなたの中の不適切な信念の不合理さにあなた自身が気づけるでしょう。

 

それが、論理療法が提唱する仕事における「悩み」を解決する方法です。

 

興味がある方は、ぜひ一度仕事で強いネガティブな感情を感じた時に試してみてください。また疑問に感じられることがあれば、お気軽にお問い合わせくださいね。

 

 

 

 

 

 

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