

「経験代謝」とは何か、どんな効果があるのか、そして具体的にどのようなかかわりをするのか
本日は、「経験代謝」について考えていきます。「経験代謝」とはJCDA(日本キャリア開発協会)の提唱するキャリアカウンセリングの手法の一つです。 「経験代謝」について理解を深めることは、キャリアコンサルタント試験の実技試験(日本キャリア開発協会出題)の試験対策になります。それだけではなく、キャリアコンサルタントとして活動していくうえで有用なものを身に着けることに繋がります。 僕が思うに、「経験代謝」は悩みや来談目的が顕在化していない相談者に対するキャリアカウンセリングを行うのに非常に有効です。悩みや来談目的が顕在化していない相談者というのは、相談者が自ら受けたいと思って来談するのではなく、キャリアカウンセリングを受ける機会を外部から与えられて、受動的に来談するケースです。企業内や学校内のキャリアカウンセリングでよくあります。 この場合、特に何か相談したいことや克服したい問題があるわけではないことが多くあります。こういった場合に僕は、「経験代謝」を使ったキャリアカウンセリングを行っています。 「経験代謝」とは何か 「経験代謝」とは、相談者が自分のあり


JCDA出題のキャリアコンサルタント試験(実技)の論述問題の対策の方法と解答の作り方の解説。第6回試験問題の解答例付き。
「出題者の意図を知る」ことで、どのような解答をすればよいかということがわかります。また出題者はキャリアコンサルタントとして最低限身に着けておいて欲しい態度や意識を身に着けているかを試験で問いたいわけですから、出題者の意図を考えることでキャリアコンサルタントとして必要とされる態度や