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December 5, 2017

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やることで「興味」が出てくるという話

今日は、やることで「興味」が出てくるという話をします。最近若い人と話す機会がありました。話を聞いていると、「失敗したくない」という想いを強く持っているように感じました。

 

「就職に失敗したくない」という想いは誰もが持っているものでしょう。就職活動の場合、入社した会社が自分に合わないなと感じた場合、それは失敗を意味するのでしょうか。何をもって失敗とするのでしょう。

 

一度も「仕事をしたことがない」人が、「失敗せずに仕事を選ぶ」ことは果たしてできるのか?という問いかけに対する答えを自分なりに考えてみました。

 

それが、「やることであとからいろいろ付いてくる」という答えです。仕事に対する「興味」も「やりがい」も仕事をするなかであとからついてくるという考え方です。(キャリアの理論的背景は、クランボルツ博士の理論に紐づく考え方です)

 

 

 

いつしか「興味」を持っていた

 

僕は、以前新築分譲マンションの広告媒体の営業をしていました。新築分譲マンションを販売する会社などに広告媒体を提案する営業です。

 

そういう法人営業には、その事業領域の市場の情報を頭に入れている必要があります。僕の場合、愛知県を担当していたのですが、愛知県内には120ほどの新築分譲マンションのプロジェクトがありました。その120プロジェクトのマンション情報を頭に入れておく必要があったのです。

 

マンション情報とは具体的には、場所、戸数、坪単価、販売開始日、販売数などの基本的な情報です。そして、マンションによってはトピックスとして、間取りや駐車場台数、設備、向き、周辺環境などの細かい内容も頭にいれます。

 

入社した当時、それらを頭に入れなければならなかったのですが、なかなか覚えられません。すると僕の教育担当をしてくださった先輩からこういわれました。

 

「興味がないから、覚えられないんですよ」

 

「そうかっ」て、素直に思ったのを覚えています。それから仕事の合間や休みの日に、マンション一つ一つの現地に行って見て回りました。最初は面白くもなんともなかったのですが、見ていくうちにちょっとわかった感じになってきます。

 

まるで評論家にでもなった気で、「このマンションは相場より割高だな」「見栄えは良いけど、内装はどうかな」「若い人が多いマンションだな」「日当たりも良いし、風の通りもよさそうだな」とか、ひとつひとつコメントをつけていきます。

 

そして、それを会社内で先輩方や上司と話す時に、ちょっと出してみます。すると、みんな驚くほど詳しいんですね。そして、話が盛り上がります。「あのマンションは、実はバルコニーからお墓が見える」だの「隣の公園から夏になると虫がすごいくる」とか、「花火大会が見える」とか「近所のスーパーが安い」とか。

 

知識の量が増えると、どんどん面白くなってくるんですね。(これを僕はマニアの原理と呼んでいます)すると自然に興味を持っている自分に気づきます。

 

今でも、もう関係ないんですが、マンションの市場の状況を暇なときに確認しています。このマンションは良いとか、これは売れないだろうとか、勝手に言っています。

 

結局、「興味」は行動したあとからついてくるんですね。

 

 

知っていることにはすでに「興味」を持っている

 

さて、その新築分譲マンションの広告媒体の営業をしていた時の会社の後輩にこんな人がいました。

 

「アニメが好きなので、古い学校の校舎を改築したアニメ製作の会社を作るのが夢です」と言っていました。

 

このようにアニメや漫画などは、子どものころから慣れ親しんでいるので、すでに「興味」を持っています。僕の場合、スポーツや映画などのエンターテインメント産業に「興味」を持っていました。

 

さて、それでは、このような「興味」をもとに職業選択をしていいのでしょうか?

 

これは、良いとも悪いともいえません。しかし、可能性をこれまで触れたことですでに「興味」を持っている領域に限定してしまうのはもったいない気もします。

 

あなたには、もっと興味を持て、やりがいを感じられる対象があるかもしれません。そして、まだそれを知らないだけなのかもしれません。

 

 

結局、経験したことのあるものにしか「興味」は持てない

 

結局、人は自分が経験したものにしか興味は持てません。やってみて、面白かったという経験がその分野に対する「興味」を育てます。つまり、「やってみないとわからない」ということです。

 

職業選択において、やったことがないものに対して、あーだのこーだの言っていても何も始まりません。とにかく、一歩を踏み出し、行動してみることが大切です。

 

僕の場合、営業の仕事を経験しました。「数字を追いかける」「営業トークを練る」などには興味は持てませんでした。「価値提供をする」「新築分譲マンションそのもの」に対しては興味を持ちました。そして、それを自分の仕事の真ん中において仕事をしていました。

 

このように、仕事をするなかで、興味を持てる対象と興味を持てない対象が浮かびあがってきます。これも行動をすることで初めて気づけるということです。

 

「自分のやりたいことが見つからない」、「失敗したくない」という理由で、行動しないというのはぜひ避けてほしいです。行動をしないと自分のやりたいことはみつかりません。

 

「自分のやりたいことがみつからない」、「失敗したくない」、だから、「まずはいろいろやれる範囲でやってみよう」、そして「自分が何をやりたいのか考えてみよう」という感じに行動していくのが良いと僕は思っています。

 

僕自身、大学を中途退学してから、ずっと自分のやりたいことを探していました。見つかったのは10年以上経ってからです。その時には様々な仕事を経験してきたあとでした。

 

自分の経験をもとに、僕は「行動しないと何も始まらないよな」と思っています。キャリアの理論としては、ジョンDクランボルツ博士(スタンフォード大学の教育学・心理学教授)がハップンスタンスラーニングセオリーという理論の中で言及しているものを根拠としています。

 

「自分のやりたいことが見つからない」、「失敗したくない」という人こそ、まずは今のあなたのできるはじめの一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。きっとその先に新しい世界が広がっていますよ。

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