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JCDA出題のキャリアコンサルタント試験(実技)の論述問題の対策の方法と解答の作り方の解説。第6回試験問題の解答例付き。

December 5, 2017

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主訴・問題の把握について(キャリアコンサルタント面接試験対策)

 キャリアコンサルタント試験の面接試験の評価区分は、主訴・問題の把握、具体的展開、傾聴の3つです。この3つについてできているかどうかが判断されていきます。それぞれは何を意味するのか、何を意識すればよいのかを試験対策として事前に明確にしておきましょう。

 

 

 

 今回は、主訴・問題の把握についてです。さてここでいう主訴とはなんでしょうか。主訴の文字通りの意味は、相談者が主に訴えているところです。カウンセリングの開始当初に、「今回はどのようなご相談で来られましたか?」と相談者に来談目的を聴きます。この来談目的が来談当初の主訴となります。大抵これは事柄であることが多いでしょう。職場の人間関係がうまくいかない、職場の仕事量が多い、家族の介護が必要になって仕事が続けられない、など様々な悩みの事柄があります。この事柄に対してどのように捉えるかは人それぞれです。カウンセリングが進むにつれて、事柄に対してどう捉えているかが浮かび上がってきます。その人の人間性と事柄が結びつき一体となって構成されるのが主訴なのです。

 

 具体例として、新卒で入社した会社で希望していなかった営業部に配属された人について考えてみます。来談目的を聴くと、「営業職に配属されてうまくいかなくて悩んでいます」と言いました。営業部に配属されること自体は問題ではありません。相談者の人間性の何かと結びつき悩みとなっているのです。何がうまくいかないのか、何が悩みのもとになっているのか、詳しく聞いていきます。すると「入社して半年もたつのに受注が1件もない。同期はみんなどんどん受注していて受注がないのは自分だけだ」という話が出てきました。続いて「そんな自分が恥ずかしい、まわりの目が気になっていたたまれなくなる、職場に自分の居場所がないような気がする」という話が出てきました。営業部に配属されるという事柄が、相談者の人間性と結びつき、相談者にとっての問題がでてきたことがお分かりだと思います。この状態をなんとかしたいと思い、それを訴えているのが主訴ということになります。

 

 ちなみに、上記の具体例についてですが、昔私も営業職で働いていました。新人の時は散々でした。広告の法人営業だったのですが、同じ部署で働いていた同期は入社早々1000万円以上の受注をしたのにも関わらず、私は半年間受注ゼロで、営業目標は全く達成できず、給料査定も当然一番下になりました。当時の直属の上司に会社を辞めるかと迫られたりもしました。しかし、私は受注がないということについてはあまり気にしてませんでしたので、そのことで上記の具体例のような悩みをもつことはありませんでした。他の悩みはあったのですが。つまり、人によって捉え方は様々で何を問題とするかというのは相談者の話を丁寧に聴いていかなければわかりません。きっとこういうことだろうなって勝手な決めつけはくれぐれも行わないように気をつけてください。

 

 傾聴と自己探索の支援を丁寧に行うことで、主訴が浮かび上がってくることがお分かりいただけでしょうか。ロールプレイにおいては、カウンセリングの中で主訴が浮かび上がってきているかが見られ、口頭試問ではその浮かび上がってきた主訴をしっかり把握できているかがみられると考えられます。主訴に敏感になりしっかり把握できるようになれると良いですね。そのためのトレーニング方法はまた別の記事で紹介させていただきます。

 

 主訴・問題の把握はキャリアコンサルティングで非常に重要な要素です。キャリアコンサルタント試験の面接試験対策を良い機会に練習していってください。

 

 

 

 

 

 

 

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