本日は、カウンセラーの「構え」について考えていきたいと思います。「構え」とは、相手に身構えていてリラックスしていない状態です。

「構え」があるとどういう不便なことがあるのか、どうして「構え」を持ってしまうのかについて考えていきます。

最近、カウンセリングがうまくいかないことがありました。どうも、クライエントの口が重く、話が前に進んでいかないのです。結局、クライエントの抱えている問題などもよくわからないまま、キャリアカウンセリングが終了してしまいました。

私は終了後に、うまくいかなかったモヤモヤ感を感じました。多分それはクライエントも一緒で...

本日は、交流分析の基本的概念の「心理ゲーム」と「脚本分析」について解説を行いながら、交流分析がキャリアカウンセリングにどのように活かせるかについて一緒に考えていきましょう。

「心理ゲーム」の理解

「心理ゲーム」とは、「ストローク」の回で話した「裏があるやり取り」かつ「交差的やり取り」のことです。

例えば、10歳の男の子が叔父さんに次のことを言うとしましょう。

「この飴、美味しいよ。はい、あげるよ」(「親」→「子ども」)

心の中では、(もうすぐ誕生日が近いから、ご機嫌を取ろう)(「子ども」→「親」)

それに対して、叔父さんがこう返します。

「うん、...

本日は、交流分析の基本的な概念の「ストローク」について解説を行いながら、キャリアカウンセリングにどのように活かせるかについて一緒に考えていきたいと思います。

「ストローク(やり取り)」の理解

「ストローク」とは、コミュニケーションの中で、「親」、「子ども」、「成人」の自我状態をどのように出し入れして行うかというコミュニケーションの仕方です。

交流分析においてコミュニケーションは、片方が他方に対して「刺激」を与え、それに対して「刺激」を受けた側が「反応」を返す「ストローク(やり取り)」だと考えています。

そして連続するやり取りにおいては、片方...

交流分析の基本的な概念について解説していくとともに、交流分析を理解することがキャリアカウンセリングの現場でどのように活かせるかということを考えていきたいと思います。

交流分析の基本的な概念は、4つあります。それは、「構造分析」、「ストローク(やり取り)」、「心理ゲーム」、「脚本分析」の4つです。

この記事では、「構造分析」について書いております。別の記事に続きとして「ストローク」と「心理ゲーム」と「脚本分析」についてが書いてあります。

「構造分析」の理解

「構造分析」とは、人間は誰しもが三つの心の構造(自我状態)から成り立っていると考える考...

弊社キャリアストーリーでは、仕事における悩みを改善するためのカウンセリングとして、論理療法を取り入れたキャリアカウンセリング実施しています。

本日は、その論理療法を取り入れたキャリアカウンセリングで具体的にどのようなことを行っているかを紹介していきます。

現実的な問題と情緒的な問題に分ける

多くの人は、仕事の上で様々な「悩み」を抱えています。まずは、その「悩み」を生じさせている問題が現実的な問題か情緒的な問題かに分けます。

例えば、就職面接に何度か失敗して、就職活動の意欲を失い、就職活動を辞めてしまった人の事例で考えてみます。

就職面接に失敗...

本日は、「経験代謝」について考えていきます。「経験代謝」とはJCDA(日本キャリア開発協会)の提唱するキャリアカウンセリングの手法の一つです。

「経験代謝」について理解を深めることは、キャリアコンサルタント試験の実技試験(日本キャリア開発協会出題)の試験対策になります。それだけではなく、キャリアコンサルタントとして活動していくうえで有用なものを身に着けることに繋がります。

僕が思うに、「経験代謝」は悩みや来談目的が顕在化していない相談者に対するキャリアカウンセリングを行うのに非常に有効です。悩みや来談目的が顕在化していない相談者というの...

本日は、ロジャーズ理論をキャリアカウンセリングの現場にどのように活かしていくかについて考えていきます。

とはいっても、多くの方が当然、カール・ロジャーズの考え方に影響を受けているでしょうし、現場で活かしていると思います。ですので、活かし方より活かすうえでのその注意点の方が興味を持っていただけるかもしれません。

活かし方として5つのポイントを挙げたうえで、注意点として2つのポイントを挙げています。

ロジャーズ理論のカウンセリング現場への活かし方;①関係性を築く

ロジャーズ理論がもっとも効果が発揮されるのは、クライエントとの関係性を築く場面だと...

本日は、精神分析理論が、キャリアカウンセリングの現場でどのように活かしていくことができるかについて、考えていきたいと思います。

精神分析と聞いて抱くイメージ

みなさんは、「精神分析」と聞いて、どのようなイメージを持たれるでしょうか。

僕は、療法家が患者に対して一方的に解釈を与えるといったイメージを持っていました。ですので、キャリアカウンセリングの現場においては、活用しづらいという風に考えていました。だから、あまり学ぼうとも思っていませんでした。

しかし、国分康孝さん著の「カウンセリングの理論」を読んでこの考え方が変わりました。考えが変わるき...

本日は、「セルフキャリアドック制度」の導入のメリットと導入の流れについてお話ししていきます。

「セルフキャリアドック制度」を導入するメリット

「セルフキャリアドック制度」は、企業や団体において、その労働者に、キャリアコンサルティングを、定期的(労働者の年齢・就業年齢・就業年数・役職等の節目)に提供する制度です。

キャリアコンサルティングとは、従業員が主体的にキャリアプラン(働き方や職業能力開発の目標や計画)を考え、これに基づいて、働こうとする意欲を高める相談を行うものです。

この「セルフキャリアドック制度」を導入すると3つの利点があります。

...

キャリアカウンセリングについて、その目的についての言及が人によって違い、混乱を感じることはありませんでしょうか?キャリアコンサルタントの発言も人によって言うことが結構違うように感じます。

代表的なこととして、「問題解決」に対する捉え方があります。ある人は「問題解決」をしようとしてはいけないと言い、またある人は「問題解決」をしないといけないと言います。

キャリアコンサルタントの国家試験の運営している団体は2つあります。キャリアコンサルティング協議会とキャリア開発協会の2つです。この2つの団体の大事にしている考え方も異なっているように感じら...

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JCDA出題のキャリアコンサルタント試験(実技)の論述問題の対策の方法と解答の作り方の解説。第6回試験問題の解答例付き。

December 5, 2017

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